新譜

シングルレビュー2025年1月

年末からずっと2024年の新譜についてまとめていたので、ようやく腰を据えて過去作を掘り下げていけるなと思っていたら、新年早々の新譜連発で嬉しい悲鳴を上げることに。2010年ごろから10年間くらい音楽と少し距離を置いていたのでこの時期の音楽...
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Teal Pop / Teal Pop(2023)

男女混声の囁きハーモニーVoによるドリーミーサイケポップ。Vinyl WilliamsとDream Creaseの幻想的ソロアクトのコラボユニットで、バンド名の通り青緑色のソフトで爽やかな夢空間が朝靄のように立ち上っている。 陶酔感...
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Elbow / Asleep In The Back(2001)

Elbowとの出会いであり、メンタルを病んでいたメランコリックな大学時代にひどくハマっていた作品。Elbowがサウンドプロダクションにこだわっていた時期で、現在の彼らと比べると少し異質な「トリップホップ+ブリティッシュフォーク+ネオ...
AOTY

Top 20 Albums of 2024

Album Of The Yearの記事って、普通はその年の年内にやるものなのだろうか。だって12月リリースの作品も無くは無いし、11月末リリースの作品だって十分に聴き込めてないから評価が間に合わないし。という以前に、今年の新譜レビ...
新譜

Negro Leo / Rela(2024)

至福のトロピカル・サイケデリック・エクスペリメンタルポップ。ブラジルのシンガーソングライターNegro Leo、元々はフリーフォーク的というか、主に生楽器を使った実験的・前衛的な作品を出していたのだが、アルバムと同名曲にして今作未収...
新譜

Geordie Greep / The New Sound(2024)

ジャズ、オールディーズ、映画音楽、プログレ、ポストパンク、マスロックなど豊富な音楽的ボキャブラリーを血肉とした男が繰り広げるハイパーワンマンショーは、バンドという枠組みすら小さ過ぎるとでも言いたげな、ソロとは思えぬマッシブ・シネマテ...
新譜

Elbow / Audio Vertigo(2024)

ビックリした。10枚目にして過去最高に元気なオルタナティブ・ロックである(『Lost Worker Bee EP』もかなり元気だったが4曲しか入っていなかったし)。どんなにキレキレなロックミュージシャンであろうとも普通はキャリアを重...
新譜

The Smile / Cutouts(2024)

前作『Wall Of Eyes』で、企画的な1作限りのコラボバンドではないことを見せつけられ驚いたのだが、年内にさらにもう1枚出してくるのはサプライズ過ぎた。『Amnesiac』のときは初めからもう1枚あるよと言ってたし。ということ...
新譜

The Smile / Wall of Eyes(2024)

ベテランミュージシャンのサイドプロジェクト的バンドはまあだいたいメインのバンドでやれないガス抜きだったり、マンネリ予防で新しい刺激を得ることが目的だったりで、ほとんどは1作限りのプロジェクト。The Smileに関してもそんなノリだ...
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