新譜

Tokyo Tea Room / No Rush(2025)

夜の恋の残像が薄ぼんやりと浮かんでは消えていく、メロウなシティポ風ドリームポップが並々と注がれたアルバムだ。 海沿いのリゾート地マーゲイト出身というイギリスのインディバンドとしては珍しい経歴、そして珍しいバンド名を持つTokyo T...
新譜

Mogwai / The Bad Fire(2025)

2006年の『Mr.Beast』以来、約20年ぶりにMogwaiの新譜を聴く。Mogwaiはその間にサントラも含め精力的に活動していたようだが、私の方が音楽ファンとして精力的ではなかった。2015年にギタリストのジョン・カミングスが...
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Tops / I Feel Alive(2020)

カナダ・モントリオールのバンドTOPSの4thアルバムである。このバンドのことは全然知らなかったのだが、Margo Guryanの名曲「Sunday Morning」のカバーで知り、以来すっかりハマってしまった。以前はローファイな音...
新譜

Lambrini Girls / Who Let the Dogs Out(2025)

ブライトンの怒れるガールズ、Lambrini Girls待望の危険なデビュー作。フィービー・ラニーのヒリついたギターと凶暴ながらもどこか愛嬌のある激オコVo、さらにリリー・マチェイラのLightning Boltみたいなエゲツないノ...
新譜

シングルレビュー2025年1月

年末からずっと2024年の新譜についてまとめていたので、ようやく腰を据えて過去作を掘り下げていけるなと思っていたら、新年早々の新譜連発で嬉しい悲鳴を上げることに。2010年ごろから10年間くらい音楽と少し距離を置いていたのでこの時期の音楽...
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Teal Pop / Teal Pop(2023)

男女混声の囁きハーモニーVoによるドリーミーサイケポップ。Vinyl WilliamsとDream Creaseの幻想的ソロアクトのコラボユニットで、バンド名の通り青緑色のソフトで爽やかな夢空間が朝靄のように立ち上っている。 陶酔感...
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Elbow / Asleep In The Back(2001)

Elbowとの出会いであり、メンタルを病んでいたメランコリックな大学時代にひどくハマっていた作品。Elbowがサウンドプロダクションにこだわっていた時期で、現在の彼らと比べると少し異質な「トリップホップ+ブリティッシュフォーク+ネオ...
AOTY

Top 20 Albums of 2024

Album Of The Yearの記事って、普通はその年の年内にやるものなのだろうか。だって12月リリースの作品も無くは無いし、11月末リリースの作品だって十分に聴き込めてないから評価が間に合わないし。という以前に、今年の新譜レビ...
新譜

Negro Leo / Rela(2024)

至福のトロピカル・サイケデリック・エクスペリメンタルポップ。ブラジルのシンガーソングライターNegro Leo、元々はフリーフォーク的というか、主に生楽器を使った実験的・前衛的な作品を出していたのだが、アルバムと同名曲にして今作未収...
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