このバンド、今の今まで全く知らなかったんですが、最近YouTube大先生にご教授いただき中毒を引き起こしつつあります。
LAのTame Impalaみたいな感じのバンド、というかソロユニット(みたいなところもTame Impalaぽい)なのかな?
ざっくりくくればサイケポップなんだけど、音の構成がちょっと異端ですね。
ヴォーカルスタイルは完全にシューゲイズで美メロ美ハーモニー。たっぷりリバーブのかかった幻想的なシンセサウンドはアンビエントに近いものの、リアルな輪郭を持った生音やリズムセクションがカラミついてくるのが刺激的。転調しまくる浮世離れしたコード進行や、緊張と弛緩を行ったり来たりするドラスティックなアレンジも含めて、かなり混濁したドリーミーサイケデリックワールドが展開されています。これは効くぞ~。全部アルバム買ってしまうかもな……。
このPVの何とも言えないキモチワルサがまたたまらんわ。
グッドバッドトリップ。
コメント
[…] 以前「Vinyl Williamsというバンド」という記事でも書いたのですが、最近いちばんハマってるバンドVinyl Williams、アルバムも順調に集まってきて、デビューアルバムから数えて4枚目『Opal』まで集めました。 作品を追うごとにポップ(歌もの)色が強まるんですが、軸足は常に「いかにしてジ・アザーサイドにブレイクオンスルーするか」ということに焦点が置かれている感じ。サウンド、アレンジ、コード進行、歌詞にいたるまで、ぐにゃんぐにゃんにリアルの概念を溶かしまくるトリップ効果抜群のサイケデリック・サウンドです。 […]